ocnのVPNルータは基本的にレンタルすることに - OCNで固定ip契約前に知っておきたいこと まとめました

HOME » 固定IP豆知識 » ocnのVPNルータは基本的にレンタルすることに

ocnのVPNルータは基本的にレンタルすることに

VPNとはバーチャル・プライベート・ネットワークの略で、プライベート・ネットワークとはコンピューターネットワークの一種のLANのことを指します。
そして、LANで繋がっている機器ならお互いのデータをやり取りすることができるのですが、なぜバーチャルがつくのでしょう。

LANで繋がっている同士におけるデータのやり取りには変わりないのですが、ポイントはやり取りをする場所にあるのです。
例えば、東京本社から大阪支社のパソコンにアクセスする場合に、それぞれLANでパソコンが繋がっている状態だけでは、東京本社から大阪支社のパソコンにアクセスことは実質不可能になります。
絶対にアクセスできない訳ではありませんが、コストと手間がかかるので効率的ではないのです。

では効率良くコストをかけずに東京から大阪にアクセスをするにはどうすれば良いのかというと、そこで登場するのがVPNで、専用のVPNルータを使用してLANを繋げば1つのネットワークが完成します。
このように1つのネットワークが完成すればアクセスも簡単で、データのやり取りもスムーズにできるもので、LANとLAN同士を繋げる仲人的な役割をするのがVPNです。
このように上手く利用すれば何処にいても特定のパソコンにアクセスが可能ですし、東京と海外を繋ぐことも可能になるので、国際社会になった現在ではVPNのニーズは高まっているといえます。

ocnのVPNの場合には、必要となるVPNルータは基本的にレンタルすることになります。
現在VPNルータは性能別に3種類あって、その中から選択することが可能で、それぞれレンタル料金が違ってきます。
また、この費用には保守サポートも含まれていて、機器に故障やトラブルが生じた時の対応方法や時間帯でもレンタル料金は変わってきます。
レンタル料金を考えて導入は少し慎重さも必要ですが、よほど専門知識がある社員がいないのなら最悪のケースも考えておく必要があります。
トラブルで業務が滞ってしまうことを回避するためにも、最初からocnのようにサポートの手厚いものを選択した方が良いでしょう。